就航式は本日午後16時に汕頭国際コンテナ埠頭で予定通 り開始し、当社の総経理陳洪輝、汕頭国際集装箱碼頭公 司の尹国明総経理、汕頭市台商協会の藍林幸子会長、汕 頭市共産党委員会の鄧大栄副書記が、就航式で相次いで 挨拶を述べました。続いて汕頭海事局の江徳亮局長が、 初出航の任務を果たす東悦号の船長へ两岸直通出港許可 証を交付しました。汕頭市共産党委員会の黄志光書記が、 汕頭から台湾への就航を宣言し、中国国民党の林豊正副 主席、海峡両岸航運交流協会の胡漢湘理事長、国務院台 湾事務弁公室連絡局の王育文副局長、交通運輸部台湾弁 公室の李建生副主任等の主要ゲストが、共に東悦号の初 出航の起動レバーを押しました。これは、中聯航運の華 南/台湾直航コンテナ定期船エキスプレスが汕頭で無事 初出航を果たし、汕頭港の台湾向け海上直航航路が正式 に開始したことを意味します。
当社が開設した華南/台湾両岸直航航路は、広東の各港口 と台湾を結ぶ初めての直航定期コンテナ定期船航路であ り、その開設は広東省東部地区、ひいては広東省全体の 台湾向け海上直航航路の空白を補い、重要な意義を有し ます。百年の歴史を持つ商業埠頭の汕頭は、広東省で台 湾から最も近い港湾都市であり、高雄からわずか 180 海 里です。初出航した東悦号は、汕頭港を出港してから、 約 16 時間で高雄港へ到着します。当社が汕頭で華南/台 湾海運直航航路を開設後、汕頭、広東省東部、さらには 贛南、閩西南地区の台湾向け輸出入貨物を、他の港を経 由せずに対岸へ直接輸送することが可能となり、両岸貿 易貨物の輸送時間を大幅に節約し、輸送効率を高めるこ とができます。それに伴い企業の物流コストを低減し、 貨物輸送のニーズを高め、スムーズな資金の流動と最適 な資源配分を実現します。汕頭・台湾直航航路は、汕頭 と台湾の企業へより多くの提携と資源統合の機会を提供 し、台湾産業の汕頭への移転誘致や、両地の経済・貿易 の交流往来の促進に役立ち、両地の企業の収益を高め、 特に汕頭、広東省東部地区の輸出企業のコアコンピタン スを高めるのに有利となります。同時に、輸出製品構造 をアップグレードし、輸出規模を拡大し、港湾処理量と 海上輸送企業の貨物輸送量を拡張し、汕頭港の国内港湾 業界における地位を高め、広東省東部海上輸送センター の構築を推進し、汕頭が海峡両岸の物流ハブ、経済・貿 易の足掛かりを構築するために積極的な作用を生みだしており、汕頭投資企業構造の最適化と経済の持続可能な 発展の促進にとって、深遠な意義を有します。